エステの有効期限を延長しても中途解約はできなくなる!?
「エステはいつでも受けられるので大丈夫です」という言葉に騙されてはいけません
仕事が忙しくなったりしてなかなかエステサロンに通えなくなってしまうことがありますよね?
「エステサロンに中途解約したい」と申し出ると、エステサロンの担当者の方から「エステはいつでも受けることができますので中途解約しなくても大丈夫ですよ」とか「エステを解約すると手数料がかかりますので、また来れる時に来てくださればいつでもエステの施術を受けることができますよ」と言われることがあります。
この言葉は、少し意味が深いというか、ウラがあるというか、「有効期限が過ぎてしまってもエステの施術は受けることができるけれど、中途解約によるお金の精算はできない」という意味である場合が非常に多いので注意が必要です。
しばらくして、エステのお金の支払いも負担になってきたので中途解約をしようとして、エステサロンに「エステを中途解約したい」と申し出ると、「有効期限が切れているので中途解約してもお金の精算はできない」と言われてトラブルになることがあります。
エステサロンとしては、エステサロンの利益のことだけを考えるとこの対応で問題はないのでしょうが、契約者としてはかなりの不利益となります。
エステの契約においては、有効期限の確認や中途解約時のお金の精算についてしっかり注意しておかなければいけません。
「エステの有効期限を延長できますよ」ということにも騙されてはいけません
仕事が忙しくなったりしてなかなかエステサロンに通えなくなってしまったり、結婚することになって生活環境が変わったりしてエステに通えなくなったりすることがあります。
そのような場合に、エステサロンの担当者の方に相談すると、「エステの有効期限を延長することができますので、書面を書いていただくといつでもエステを受けることができますよ」と言われて、エステの有効期限の延長の書面を書くことがあります。
ただ、この書面にも注意が必要です。
最初の契約の時もそうだと思いますが、契約書や書面の内容を確認して契約することが少ないと思います。
このエステの有効期限の延長をする書面には、「エステの施術をすることができる有効期限を延長することができる」ということに合わせて「有効期限経過後は中途解約を申し出てもお金の精算はできない」ということを確認するような内容が記載されていることがあります。
数行の文章が記載されている中のひとつとしてこのような内容の文章があったとしても、その説明をしないで、あたかも何も不都合なことはないかのようにこの書面にサインさせるようにするわけです。
そして、他にお金が必要になったことに伴い、エステの支払いに支障が出てきたのでエステを中途解約しようとしてエステサロンに中途解約を申し出ると、中途解約はできないと言われてトラブルになることがあります。
「えっ!?エステの有効期限の延長の書面を書いたんですが・・・?」
「はい。有効期限が過ぎてもエステの施術を受けることができるのですが、有効期限が過ぎると中途解約をしてもお金の精算はしないということになっていて、その書面にそう書いてあります。」と言われることがあります。
つまり、契約者に安心させて有効期限を過ぎさせるということです。
まぁ、こちらの方が悪質性が高いということですよね。
最も重要なことは、エステサロンはエステの施術をしなくても有効期限が過ぎればお金が儲かるということをしっかり理解することです
エステの契約を次々とすすめてくるエステサロンには注意が必要です
利益主義的要素の強いエステサロンは、従業員にも厳しいノルマを課していますので、契約後2か月しか経っていないのに3つ目の契約をさせているエステサロンもあります。
ひどいエステサロンでは、最初の契約をした後、2回目か3回目の施術の際に次の契約をさせているところもあるくらいです。
それが最初の契約の施術内容と同じ内容が含まれている場合には本当に要注意です。
こういうエステサロンはできるだけ早く中途解約することをおすすめいたします。
最悪の場合には、すべての契約の有効期限が過ぎてしまい、ほとんど施術を受けていないのにお金だけ支払い続けなければいけなくなるということになってしまう可能性があります。
本当にご注意くださいますようお願いいたします。